Google Analyticsの言葉って難しい、、
僕はホームページを作れるようになって25年以上経つのですが、いまだに「ん? この言葉なんだ?」と思うことがあります。気がつくと新しい言葉が増えていたりしますので、自分のためにもGoogle Analyticsで出現する見慣れない言葉たちをまとめてみたいと思います。

1. page_view(ページビュー)
意味
「ページが見られた回数」です。
例え
お店のドアが開いた回数のようなもの。誰かが来るたびカウントされます。
平均値・目標値
一般的な企業サイトで1ユーザーあたり1.5~3ページ/回が平均。
目標はサイトの規模や役割で変わるが、「訪問者が1ページだけでなく、2ページ以上見る」ことを目指すとよい。

2. user_engagement(ユーザーエンゲージメント)
意味
「しっかりページを見たり操作したりした回数」です。
例え
お店で商品を手に取ってじっくり見たり、店員に話しかけるようなイメージ。
平均値・目標値
サイト全体の**30~50%**が目安。
PVは多いのにこれが低い場合「流し見」されてる可能性。目標は40%以上を目指すとよい。

3. session_start(セッションスタート)
意味
「サイトへの訪問の回数」です。
例え
「今日何人のお客さんが店に入ったか」というカウント。
平均値・目標値
目標は月間のユニークユーザー数や前月比増加を目指す。
リピーター比率が高いとファン化が進んでいる証拠。

4. scroll(スクロール)
意味
「ページを最後まで見てくれた回数」です。
例え
お店に入って、端から端までじっくり歩いて見た回数のようなもの。
平均値・目標値
平均は20~30%(長文ページやLPの場合)。
良いLPや記事で30%以上を目指すと優秀。
低い場合は「途中で読むのをやめている」サイン。

5. video_start / video_progress(動画再生・進捗)
意味
「動画が再生された(または途中まで見られた)回数」です。
例え
お店で設置したプロモ動画をお客さんが見始めた・最後まで見てくれた回数。
平均値・目標値
再生率20%以上(ページ閲覧者のうち動画を見る人の割合)が目安。
動画完走率(最後まで見た割合)10%以上だと良いコンテンツ。

6. first_visit(初回訪問)
意味
「はじめて来た人の回数」です。
例え
新規のお客さんが初めてお店を訪れた数。
平均値・目標値
サイトによるが、新規:リピーター比率は6:4~5:5くらいがバランス良い。
新規率が高すぎる場合はリピーター育成を、低すぎる場合は新規流入強化を考える。

7. click(クリック)
意味
「サイト内で何かボタンやリンクが押された回数」です。
例え
店内の「お問い合わせ」「予約」ボタンや、パンフレットを取った回数。
平均値・目標値
重要なボタンなら1%以上が目安。
成果に直結する導線は3%超えを狙うと良い。

8.エンゲージメント率(engagement rate)
意味:「サイトをしっかり見てくれたセッション」の割合
例え:お店に入った人のうち、ちゃんと商品を手に取ったり、長く滞在した人の割合
ポイント:60~70%前後が平均。低い場合は“すぐ帰っている”ユーザーが多いので注意!
9.平均エンゲージメント時間(average engagement time)
意味:ユーザーがサイト内に「実際に滞在していた時間」
例え:お客さんが店内でどれだけ長く過ごしたか
ポイント:1セッションあたり40秒~1分以上あれば十分。
読み物系・動画系ならもっと長くてもOK。

10.コンバージョン(conversion/目標達成数)
意味:「お問合せ」「資料請求」「購入」など、ビジネスにとって価値ある行動があった回数
例え:お店で実際に買い物してくれた、予約した、お問い合わせした数
ポイント:CVR(コンバージョン率)=目標数/セッション数 ×100%
これが1%以上あればまずは合格ライン。
BtoBや高額サービスだと0.1~0.5%でも十分な場合も。

11.イベント(events)
意味:クリック、動画再生、ファイルダウンロード…など“ユーザーのあらゆる行動”を記録
例え:店内のどのコーナーで何が起きたかのレジ日誌
ポイント:カスタムイベントを設定すると、ユーザーの動きを“超詳細”に追えるのがGA4の強み。

12.ユーザー属性(demographics)
意味:「どんな人が見に来ているか」年齢、性別、地域、興味関心
例え:お客さんの年代や男女比、どの地域から来ているか
ポイント:想定ターゲットとズレていたら広告やコンテンツの見直しを!
ややこしい、、ですが知る価値はありあす
Google Analyticsに出現する言葉は、とってもややこしいですが、意味が判ると「ユーザーの行動」が理解できるようになります。 たとえば「ページビューが多いのに、スクロールが少ないということはページの途中で見るのを止めちゃっているだな」とかが見えてきます。
アクセス解析をするからこそ、ホームページの運営は成長して売上に繋がっていきます。
今回できてきた言葉を覚えたり、このページを参考にしながら確認してみてくださいね。
もしよろしければ、
下記のWebマーケティング用語集もこの機会にご覧ください。