2025年12月21日:沖縄ほっこりニュース
ハイサイ、みなさん。12月も後半に入り、沖縄も少しだけ冬らしい風が吹いていますね。
そんな中でも、島の中は人々の熱気と優しさでポカポカしています。今日は、心がじわ~っと温かくなる、とっておきのニュースをお届けしますね。
🏠 沖縄が「日本で一番、子ども食堂が身近な県」へ
今朝発表された嬉しいニュースです!最新の調査によると、沖縄県は「小学校区に対する子ども食堂の充足率」で、なんと全国1位(約66%)になりました。
これは、単に「ご飯を食べる場所」が多いだけではありません。地域の大人たちが子どもたちを見守る、沖縄らしい「ゆいまーる(助け合い)の拠点」が、どの地域よりも根付いているという証明なんです。子どもたちの安心できる居場所が身近にあるって、本当に素敵なことですよね。
🌊 瀬長島:世界の朝ごはんと魂の演舞
本日、瀬長島ウミカジテラスでは「GOOD MORNING FESTA」が開催され、多国籍な「世界の朝ごはん」が冷え込む朝を温めてくれました。
そして、訪れた人々を感動させたのが、創作エイサー団体「しんか-SHINKA-」による演舞です。青い海をバックに、若者たちが命を燃やすように踊る力強い姿。そのエネルギーは、見ている私たちに大きな勇気を分けてくれました。
🎄 続報:高校生たちの優しい挑戦
昨日もお伝えした、波の上うみそら公園の「高校生がつくるクリスマスマーケット」。さらに詳しいエピソードが届きました。
運営の中心である高校生たちは、「自分たちと同世代で困っている子にも笑顔を届けたい」という強い想いを持っています。地域の企業の協力で実現した無料の食券は、経済的な事情に関わらず、誰もが分け隔てなくクリスマスを楽しめる「魔法のチケット」になりました。彼らの行動力と優しさに、大人が学ぶことが多いですね。
🥣 明日は冬至。受け継がれる「トゥンジージューシー」
明日12月22日は「冬至(トゥンジ)」です。沖縄では、家族の健康と長寿を願って、田芋(ターンム)などを入れた炊き込みご飯「トゥンジージューシー」を食べる習慣があります。
今朝の公設市場では、材料が飛ぶように売れていました。ほっこりしたのは、店先でお年寄りが「こうやって炊くと美味しくなるよ」と、若い世代に伝統の味を教えている光景。こうやって島の味と心は受け継がれていくんですね。今週末は、各家庭から美味しい香りが漂ってきそうです。
🏃♂️ 1500人の挑戦と、沿道の温かい絆
与那原町を起点に開催された「第8回沖縄100Kウルトラマラソン」。100kmという過酷な道のりに挑むランナーたちを支えたのは、沿道の温かい応援でした。
地元の方々が自発的に用意した温かいお茶や黒糖、そして「ちばりよー(頑張れ)!」という力強い声援。見ず知らずの人をまるで家族のように励ます姿は、沖縄の「温かい心」そのものでした。


